みのりアル日々更新

みなさんこんにちは、不動産コンサルティング事業部の高野です。

 

先週の僕のブログで、

地域の住みよさ、

魅力を高めるにはどうしたら良いだろう、、、?

みたいなお話しましたが、

僕の地元長野県松本市が今サッカーで盛り上がっています!

プロサッカーチーム「松本山雅」の存在がそこにはあるからです。

そこに街興し、地域の魅力向上のヒントがあるかもしれないと思いましたので、

１つの成功事例としてご紹介します。

「Jリーグ昇格後のホームスタジアムアルウィン」

 

ほんとは「松本山雅をもっとみんなに知ってもらいたい！」

っていうのが1番の目的だったりするのですが笑

 

まず質問

 

「松本山雅」って読めますか?

 

よく「あー、松本サンガね!」と言われますが、

「まつもとヤマガ」と読みます。

長野県松本市にあるプロサッカーチームで、

今年はJ1に所属しています。

地域の人は「ヤマガ」と愛情をこめて呼んでます。

 

山雅がどのようにしてJリーグに昇格したか、

企業母体を持たない市民クラブがいかにして

地域の人々と共に成長してきたか、

これを語るには誌面1年分くらいはかかっちゃいますから

ダイジェスト的に留めさせてもらいますが、

色んなドラマがあったのです。

 

①山雅の誕生

山雅のルーツは、松本駅前の喫茶店「山雅」まで遡ります！

１９６５年喫茶店に集っていたサッカー好きの同好会が山雅の始まりです。

 

そこから地域リーグ、JFLを経て、悲願のJリーグ昇格を果たして行くのです！

 

でも、サッカー不毛の地「長野県」にプロサッカーチームが出来るなんて、

当時は誰も予想してなかったでしょう。

 

②サッカー場「アルウィン」の誕生

２００１年に長野県の施設としてサッカー専用スタジアム「アルウィン」が建設されます。

そこに日韓ワールドカップ、パラグアイ代表チームがキャンプに訪れます。

パラグアイ代表チラベルト選手との交流や世界レベルの技術を目の当たりにした

長野県のサッカー関係者や子供たちの心に火が灯ります。

チラベルト選手から、

「これだけのスタジアムがあるのに、

この地域にプロサッカーチームが無いのはおかしい！淋しい!」

と言われたそうです。

この言葉に地元松本青年会議所の有志も心動かされます。

 

でも当時の山雅戦アルウィンの観客はこんなでした、、、

 

③ジャイアントキリング　天皇杯浦和レッズ戦に勝利！

２００９年天皇杯

Jリーグにも、JFLにも所属しない、

言わばアマチュア下部カテゴリー地域リーグの松本山雅が、

J１トップチームのレッズに２－０という、歴史的勝利を収めます!

日本のサッカーのカテゴリーのピラミッドは、

下記のようになっています。

 

 

地域の社会人野球チームが、ジャイアンツの１軍と戦って、完封勝利を収めた!

みたいな感じでしょうか。

滅多に来ないJリーグ、

しかも人気チーム浦和見たさにアルウィンを訪れた松本の人々も、

この勝利の興奮を味わってしまい、

「松本にプロサッカーチームを!」

と本気に願い始めた瞬間になったと思います。

この勝利は全国版のニュースで

「世紀のジャイアントキリング」

として数多く取り上げられ、

松本市内は一時山雅の話題で持ち切りになりました。

 

地元青年会議所の有志が「アルウィンスポーツプロジェクト」

を立ち上げ活動を開始していた山雅のプロスポーツチーム化の動きが

ここから一機に加速して行くことになります。

 

この話題を話す誰もが、このニュースで松本に住んでいる事を

誇らしく感じているように僕には感じられました。

 

 

 

次回に続く

 

 

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