さわだが、福生市で、出会ったぁ。～日本ウルルン〇在記：玉川上水・水喰土（みずくらいど）公園～

2019/07/21 | 担当スタッフ：澤田秀一 | コメント：(0) 件

午前６時を過ぎたあたり。

「カチャッ」

誰も来ていない社内で一番乗りのタイムカードを差し込むと、打刻の音が静かな部屋に響き渡る。

どうも。

早起きは三文の徳、みのり開発の「Mr.早起き」ことコンサル事業部のさわだです。

いつも一番乗りで出社しているのですが、昨日の朝はいつもにも増して早く出社しました。

今回は柏市内に土地をご所有の伊客様のところへ10時に訪問のお約束だったのですが、そのお住まいが東京都福生市。

こういう時でないとなかなか足を運ぶ機会がない場所なので、旅好きのさわだとしましては、ちょっぴりワクワクドキドキドキンちゃん。ﾄﾞｷﾄﾞｷ(*ﾉωﾉ)ﾜｸﾜｸ

電車で揺られること約2時間、目的地に到着。

玉川上水が目の前に流れる自然豊かな環境で、普段の喧騒を忘れさせてくれる素敵な立地でした。

ご所有の土地の売却処分のご意向でお話もほぼ纏まり、帰りは玉川上水に沿って散策しながら拝島駅まで向かってみることにしました。

『みずくらいど公園』

なんだかインパクトのある名前の公園ですねｗ(*´艸`*)

散策コースの案内板はありましたが、それとは逆の方向の拝島駅に向かいます。

福生市指定文化財『玉川上水開削工事跡』とな？？？

文化財と聞くと、なんだか興奮をしてしまう自分がいますｗ(´∀｀*)ｳﾌﾌ

そもそも玉川上水とは？をこの公園の事と一緒に調べてみました。↓

時は承応2年（1653年）、江戸幕府は江戸町民の人口増加に伴い、井戸や小川だけでは飲料水を賄えなくなったため、多摩川の水を江戸に引くことを計画しました。

そしてこの上水を完成させたのが玉川庄右衛門、清右衛門の二人の兄弟ということで、以後に玉川上水と呼ばれるようになったと云われています。

この上水の全長は43ｋｍにも及ぶもので、取水口である多摩川の羽村から四谷大木戸まで続いており、この間は落差が小さく勾配が緩やかなため、2度も開削工事のルートに失敗しながらも3度目にしてやっと完成をしたといい、うまく水を流すのにとても苦心したと伝えられています。

その失敗のうちの1つがこの公園（当時の熊川村、現在の福生市熊川）のあたりで、開削工事で造った上水に水を流してみたところ、このあたりで水が残らず地中に吸い込まれていってしまった（※関東ローム層が薄く、礫、小石、砂利を大量に含む非常に浸透性のよい土の層だったため）といい『水喰土（みずくらいど）』と言われたそうです。(´ω｀*)