今年も黄砂がやってきました。そもそも黄砂って何？対策は必要？

2020/02/22 | 担当スタッフ：土屋英樹 | コメント：(0) 件

みなさま、こんにちは。
花粉症土屋です。
先週あたりから、今年も始まりましたね。
毎年、毎年、よくもまぁ飽きずにやって来るなと。

それでも、今年は去年から準備をしていたのですよ。
花粉に効くという、ヨーグルトを毎朝食べたり
DHAのサプリを飲んだり、早い段階から病院へ行って
抗アレルギー剤（ザイザル）を処方してもらったり。

それでも、変わらずやってきました。
花粉症の鼻水はサラサラで、制御出来ずに垂れてくる。
花粉症でお悩みの方は、共感できますよね。

しかも、マスクが手に入らない。
以前に、色の付いたカラーマスクが面白いなと
購入した色の付いたマスクしか手元にありません。
ちなみに、お気に入りは「グレー色のマスク」
裏面は、普通の白いマスクでオシャレです。

大人マスクって感じで気に入ってます。
あと4枚しかないけど。（涙）

さてさて、花粉と同時にやってくるのが
黄砂です。

本日22日より飛来して来ているようです。
そういえば、今日は風が強かったもんね。

あ！今日って令和2年2月22日じゃないの！
そんな日にブログなんて、ツイてるね。

話を戻して、この黄砂。
どこから来るかご存知ですか？
何となく、中国方向からやってくるイメージありますよね。

画像出典：黄砂に関する基礎知識（気象庁）

大きくは間違っていませんが、中国の北西部の砂漠域
（ゴビ砂漠・タクラマカン砂漠）や黄土地帯の砂が強風で
吹き上げられて、様々な地域に飛散する現象のことです。

黄砂は昔からあり江戸時代の文献などにも載っていますが
最近では中国の砂漠化の影響で、発生量が増えてきている
とも言われています。
さらには、急激な工業化による有害物質が混じり、
健康への影響も指摘されてきているのです。
これが、PM2.5と呼ばれているものですね。

さらに、海洋へも降下して海洋表層のプランクトンへの
ミネラル分の供給を通して海洋の生態系にも大きな影響を
与えていると考えられています。

出典：気象庁発表　黄砂情報

これが、明日2月23日の黄砂飛散の分布予測です。
日本列島の半分が覆われてしまっています。
黄砂自体は、昔からある自然現象ですが、前述した
砂に付着した汚染物質などが問題となっています。
では、この汚染物質には、何があるのでしょうか。

■PM2.5
PM2.5とは、大きさ2.5マイクロメートルの浮遊状粒子のことです。
炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩などの汚染物質が
総じてこれくらいの大きさであるため、この名前がつきました。
PM2.5の恐ろしいところは、スギ花粉の1000分の1程の大きさであるため、
人の呼吸器の奥まで入り込み、気管支ぜんそくなどといった障害を
引き起こす可能性があるところです。

■微生物
最近では、有毒物質のほかにもカビや細菌といった微生物が
付着して飛んでくるケースもあるのだそうです。
現在話題になっているコロナウイルス等も付着してこないのか？
それが心配ですね。

黄砂対策はあるの？

■家の中に持ち込まない
外出中に服などについた黄砂をできるだけ室内に持ち込まない
ことが大切です。玄関前で服や髪をはたくようにしましょう。
またマスクをしていても、粒子の細かい黄砂はそれを
通り抜けることがありますので、家にあがってからは、
まずうがいをするようにしましょう。

■家ではできるだけ窓を開けない
できるだけ黄砂が多く飛んでいる時には窓を開けないように
しましょう。
どうしても換気が必要な場合は、カーテンやレースをしっかりと閉めて
窓を少しだけ開けて短時間で空気を入れ替えるようにしましょう。

■空気清浄機などを活用する
最近の空気清浄機は、PM2.5等を取り除ける機能があります。
花粉症土屋の自宅でもこの時期は大活躍となります。

■掃除をする
黄砂を家に入れない努力をしても、そこは難しいですよね。
家に入った黄砂を掃除する際に重要なのは、清掃する時間帯です。
黄砂はとても軽いため、人が移動するだけでも宙に舞ってしまいます。
お掃除は、朝起きてから家族が活動する前に行うのがミソ。
とはいえ、負担がかなりかかりますよね。